迫力倍増「ホームシアター特集」

ホームシアターの基礎知識本格的なシステムにステップアップ
ホームシアターの基礎知識
手軽にはじめられるホームシアター
今まで、どちらかというと敷居が高いと思われてきたホームシアターですが、液晶テレビに代表される薄型大画面テレビや、低価格で買いやすい専用機器の普及により、今では手軽に始められる趣味のひとつとなってきました。また、ハイビジョン機器や対応ソフトが普及したことで、家庭でもこれまで以上に高画質・高音質な映像を、存分に愉しむことができるようにもなりました。
あなたもホームシアターを始めて、あなたのリビングや書斎を、映画館やコンサートホールのような感動空間に変えてみませんか?ただ、やっぱり何から始めればいいのかが、よくわからないところ。そこでまずは入門編として、簡単にホームシアターを始める方法をご紹介します。
1.まずは手持ちのオーディオシステムを接続してみる

これは、厳密にはホームシアターと言えないのかもしれませんが、テレビとステレオコンポを接続し、コンポのスピーカーからテレビの音声を出力する方法です。具体的には、テレビのモニター出力と、コンポのライン入力をRCAピンケーブルで繋ぎます。もしくは、最近のコンポやテレビであれば光入出力があるので、それらを光デジタルケーブルで接続すれば、より高音質な音声を愉しめます。これだけでも、テレビのみで鑑賞するより、より迫力ある映像を愉しむことができます。
- ※ 端子名はメーカーにより異なります。詳しくは各製品の説明書をご確認ください。
2.フロントサラウンドシステムで

ホームシアターの醍醐味といえば、大画面による迫力ある画像と、たくさんのスピーカーを配置することで愉しめる臨場感溢れる音声です。ただ、ここで戸惑うのが「たくさんのスピーカー」ではないでしょうか?「部屋中にスピーカーやケーブルがあるのは、ゴチャゴチャして嫌」、「そもそもそんなにスペースがない」、こんな声が聞こえてきそうです。そこでオススメなのがフロントサラウンドシステムです。テレビの下に横長のスピーカー1台を設置するだけで、臨場感溢れる音声を再現してくれます。室内の見た目をスッキリさせたい方に、特にオススメの方法です。
3.ヘッドホンで愉しむ

「集合住宅なのであまり大きな音は出せない」、「家族が寝ている時に大きな音を出せない」、そういう方にオススメなのが、サラウンドヘッドホンでの映像観賞です。もちろん、通常のホームシアターを補完するためにも有効です。サラウンドヘッドホンは、見た目は普通のヘッドホンとあまり変わりはありません。しかし、ヘッドホン内に複数のスピーカーを配置するか、もしくは擬似的に音場を再現することで、通常のヘッドホンでは味わえない、臨場感ある音声を愉しむことができます。もちろんヘッドホンなので、周囲を気にすることなく大音量を愉しめます。また、現在流通しているサラウンドヘッドホンのほとんどはワイヤレス方式を採用しているため、ケーブルを気にする必要もありません。最近はより音質の高い、デジタル方式が主流となってきました。
いかがでしょうか、まずは入門編ということで、手軽にホームシアターを愉しむ方法をご紹介しました。ところで、ここまで読んだだけでも、もしかしたら難解な用語があったかもしれません。そこで次のコーナーでは、ホームシアターを愉しむために必要となる、代表的な用語を解説します。
ホームシアター用語集
- サラウンド
- サラウンドとは、左右のスピーカーから音を出すことで臨場感を出すステレオに対し、さらに後方にもスピーカーを配置することで、視聴位置に対し、より立体的な音場を作ることができます。左右の動きだけでなく、後方から迫り来る音など、よりリアルな臨場感を味わうことができます。
- 5.1chサラウンド
- 5.1chサラウンドとは、左右のメインスピーカー2本、フロントスピーカー1本、左右のリアサラウンドスピーカー2本、計5本のスピーカーと、低音の出力に特化したウーファー1本で構成するサラウンドシステムのことです。この場合、低音のみ出力するウーファーは0.1と計上するため、5.1chと呼ばれます。もっとも一般的なサラウンドの構成ですが、最近はさらに2本のサラウンドスピーカーを追加した7.1chも、普及し始めています。
- ドルビーサラウンド
- ドルビーサラウンドとは、ドルビー社によって開発された音声の規格で、モノラルから7.1chにまで対応しています。Blu-rayソフトなどに採用されている7.1chロスレス方式のドルビートゥルーHDや、DVDソフトの5.1チャンネル音声方式に採用されているドルビーデジタルEX、ドルビープロロジックなど、様々な方式があります。
- HDMI
- HDMIとは、High Definition Multimedia Interfaceの略で、1本のケーブルで映像、音声、制御信号を合わせて送受信できるインターフェース規格。1本のケーブルに映像や音声を集約することで、簡単でスッキリとした機器間の接続が可能。高品位なデジタル信号の受け渡しが可能です。
- RCA端子
- RCA端子とは、AV機器で広く普及しているアナログ信号をやり取りするための端子。端子は赤と白に色分けされています。RCAケーブルは、この端子同士を接続するためのケーブルで、数百円から数十万円と豊富な商品ラインナップが特長です。
- バーチャルサラウンド
- バーチャルサラウンドとは、本来5.1chで出力すべきところ、それ以下の本数のスピーカーで擬似的に5.1chサラウンドを実現する方法のことです。フロントスピーカー方式や、2.1ch方式などがあります。また一部のサラウンドヘッドホンも、バーチャルサラウンド方式を採用しています。
- 薄型テレビ
- 薄型テレビとは、フラットパネルディスプレイを採用したテレビのことで、現在、液晶方式とプラズマ方式の2種類が主な方式として普及しています。以前は、50インチや60インチなど、より大きな画面はプラズマ方式、それ以下は液晶方式という棲み分けがありましたが、現在は液晶方式の大画面化、低価格化が進んだことで、薄型テレビの大多数は液晶方式が占めるようになりました。
- AVアンプ
- AVアンプとは、ホームシアターシステムの中核となる機器のことです。各スピーカー、テレビ、各種デッキ類はすべてAVアンプを介して接続します。価格は数万円から数十万円と、とても幅広いのが特長ですが、今後の拡張性を考えて、HDMIインターフェースを備えたものを選ぶと良いでしょう。
- プロジェクター
- プロジェクターとは映像機器の一種で、スクリーンなどに投影することで映像を表示します。大型薄型テレビが普及するまでは、ホームシアターといえばプロジェクターによるものというイメージがありました。もちろん現在でも、液晶テレビやプラズマテレビでは難しい100インチ以上といった大画面を愉しむ際には主役となる機器です。
- Blu-ray
- Blu-rayとは次世代メディアの規格で、DVDに比べ数倍のデータを収録することができます。ハイビジョン世代のメディアとして普及が進んできましたが、安価なプレーヤーが発売されてきたため、さらなる普及が見込まれています。
ホームシアターの基礎知識本格的なシステムにステップアップ





